私が入社した2009年はまだまだ手書きの資料も多く、デジタル化も進んでいませんでした。

まずは出来るところから始めようとエクセルの機能やマクロを使って効率化を進め、今では社員自身が便利になる方法を模索するようになり、様々なIT化、デジタル化を進めております。

現在ＤＸ推進が進められていますが、これまで行ってきたＩＴ化で優位性を確立するためには

1. 現場での真の課題にマッチしてるのか？
2. 生産現場でうまく活用できる（してもらえる）のか？
3. 想定するパフォーマンスに対して導入コストは妥当か？
4. 等の検討も必要となります。

そして、実際に活用する生産現場でも

1. DXというが具体的にはどういった事をすればいいかわからない
2. 経験上からの課題しか見つけづらく、改善の延長になってしまう
3. 等の導入への課題もあります。

それらの課題を解決するためにマイスターＤＸとしてDXビジョンと推進シナリオを作成しました。

マイスターDXではプロセスイノベーションのDXで①社内の課題を解決（社内の効率化）、②開発の内製化、ノウハウの蓄積、③デジタルな組織への変革を進め、その将来、プロダクトイノベーションのDXでお客様の課題を解決する仕組みやシステムの開発を行い、市場競争力の確立を進めることを目標としています。

それらについては今後の進捗に応じて発信してまいります。

株式会社マイスターは製造業であり、サービス業です。

「困ったときのマイスター」としてお客様の課題を解決する製品の提供しておりますが、ＤＸに挑戦することで、将来的にはお客様も気付いていない課題の掘り出し（発見）等の新たな価値を創出し、共に課題解決方法を考える企業として成長してまいります。

代表取締役　髙井　糧